この記事では、「くだらない」の言い換え語を解説します。
「くだらない」の意味
「くだらない」とは?どんな言葉
「くだらない」は「程度が低くて真面目に取り合う価値がない様子」という意味です。
下品なこと、全く興味の湧かないこと、意味のないことなどを表します。
「くだらない」は動詞「くだる(下る)」の未然形に、打消しの助動詞「ない」が付いた語です。
「下る」は「高いところから低いところへ移る」という意味、転じて「上から下に通じる」「筋が通る」になり、打消しの意味の「ない」が付いて「意味がない」として使われるy様になりました。
ものごとを否定する言葉ですので、人前では慎重に使いましょう。
ビジネスでも使える「くだらない」の言い換えのお勧め
ここでは「くだらない」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「些末な(さまつな)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「些末」は「ものごとの端っこで大したことない」という意味です。
ビジネスで直接否定的な言葉を使わない様にするニュアンスがあります。
「お粗末な(おそまつな)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「大雑把で程度が低いとして見下したり、へりくだったりする言葉」という意味です。
「お」を付けることにより、「冷やかし・謙遜」の意味で使われます。
「取るに足らない(とるにたらない)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「わざわざ見たり聞いたりするほどの価値はない」という意味です。
「くだらない」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「くだらない」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「つまらない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「おもしろくない」「とりあげる価値がない」「意味がない」「釣り合わあい」という意味です。
動詞「詰まる」の未然形に打消しの助動詞「ない」が付いた語で、「考えが行きつかない」から転じて「決着しない」「納得できない」「面白くない」という意味で使われる様になりました。
「バカバカしい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「馬鹿馬鹿しい」と書き、「度を超えてくだらない様子」を表す言葉として使われています。
強く見下す言葉ですので、使う際には注意が必要です。
「アホくさい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「無意味で関わるだけ無駄なこと」という意味です。
関西弁で「愚か」という意味の「阿呆(あほう)」に「〜の様だ」という意味の「臭い」が付いた語で、軽い意味で使われることが多くなります。
まとめ
今回は「くだらない」について紹介しました。
「くだらない」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。