本記事では、「控えめ」の言い換え語を解説します。
「控えめ」とは?どんな言葉
控えめとは、目の前の物事に対して強く主張することなく、抑えた言動をする態度を表す言葉です。
「控えめ」の言い換えのお勧め
ここでは「控えめ」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「謙虚」
◆ 使い方やニュアンスの違い
謙虚とは、自分の立場を驕り高ぶることなく、素直に他人の意見を受け入れる姿勢のことで、控えめと同じような意味になります。
「とても謙虚な姿勢は好感がもてます」のように使われるでしょう。
敬語の中で言い表すにも謙虚のほうが的確です。
「遠慮」
◆ 使い方やニュアンスの違い
遠慮とは、他者に対して強く主張せずに抑えた態度をすることであり、控えめと同様の意味になる言葉です。
「今回の社内旅行は遠慮させていただきます」のように言われます。
敬語の中に含めるにも相応しいものです。
「慎ましい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
慎ましいとは、人の謙虚な様子を表している言葉です。
「あちら様はとても慎ましい方々でした」といった用法になり、相手に対してのポジティブなニュアンスが大きくなります。
「控えめ」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「控えめ」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Modest(モデスト)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Modestとは、控えめや謙虚の意味がある英単語です。
「A great man is modest」のように使われます。
ちなみに日本語の中で「彼はモデストです」のように使う機会は殆どありません。
「低姿勢」
◆ 使い方やニュアンスの違い
低姿勢とは、腰を折って低く構えた形ですが、転じて相手に対して下手に回る態度を表す言葉です。
「あまりに低姿勢だと付け込まれます」などと用いられるでしょう。
控えめよりは気弱、服従のニュアンスが含まれています。
「消極的」
◆ 使い方やニュアンスの違い
消極的とは、物事に対して否定的で、進んで取り組もうとしない様子を表しています。
「私の性格はどちらかと言えば消極的です」といった形になり、控えめよりはネガティブな意味が強まるでしょう。
まとめ
控えめの言い換えは謙虚や遠慮などがあり、他にも質素、地味などが考えられます。
しかし類語によってはニュアンスがネガティブなものもあるので、良く調べて選び取ってみてください。