本記事では、「聞いてもらう」の言い換え語を解説します。
「聞いてもらう」とは?どんな言葉
「聞いてもらう」とは、話をする機会を得ることをさします。
「聞い」は」「聞く」のことで、音や声を耳に入れる、話を情報として受け入れる、人の要求や条件をのむという意味です。
「もらう」は相手に依頼してあることをさせるという意味です。
ビジネスで使用するときは「聞いていただく」「聞いてくださる」のように使います。
「聞いていただく」は謙譲語で、「聞いてくださる」は尊敬語です。
ビジネスでも使える「聞いてもらう」の言い換えのお勧め
ここでは「聞いてもらう」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「清聴」
◆ 使い方やニュアンスの違い
自分の話を相手に聞いてもらうという意味です。
「ご清聴ありがとうございます」のように使います。
似た言葉で「静聴」がありますが、静かに聞くという意味です。
「聞いてもらう」という意味は含まれていませんので、注意してください。
「相談に乗ってもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
困ったことや問題の話を聞いてもらい、解決方法や意見などを話してもらうという意味です。
丁寧に表現すると「相談に乗っていただく」です。
「承認してもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
その事柄が正しいと認めること、認め許すことという意味があります。
「決済の承認をいただく」などのように使います。
「聞いてもらう」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「聞いてもらう」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「聞き入れてもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
依頼や条件を受け入れてもらうという意味です。
「私が出した条件を聞き入れていただきありがとうございます」のように使います。
ビジネスでも使え、相手や状況を選ばず使えます。
「話し相手になってもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
物事について聞いたり話したりする相手になってもらうという意味です。
「話し相手」という言葉は、あまりビジネスでは使われませんので控えましょう。
「今日はお酒を飲みながら話し相手になってもらおう」のように使います。
「受け入れてもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
自分の願いや要求などを聞いて、その通りにしてもらうという意味です。
「この熱意を受け入れて頂きたい」のように使います。
分かりやすい表現なので、使いやすいです。
ビジネスでも相手や状況を選ばずに使えます。
まとめ
「聞いてもらう」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
「聞き入れてもらう」などカジュアルなほうの言葉も敬語に取り込むことができるので、場面によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。
