本記事では、「聞いてくれてありがとう」の言い換え語を解説します。
「聞いてくれてありがとう」とは?どんな言葉
「聞いてくれて」には、いくつかの意味合いがあります。
ひとつは、こちらの悩みや相談を「聞き入れてくれて」というニュアンスとして。
もうひとつは、相手が分からないことをこちらに質問や問い合わせを「投げかけてくれて」というニュアンスです。
いずれの場合でも、相手とのコミュニケーションが上手く取れている状況と言えることから、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたフレーズが「聞いてくれてありがとう」になります。
ビジネスでも使える「聞いてくれてありがとう」の言い換えのお勧め
ここでは「聞いてくれてありがとう」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お問い合わせいただきありがとうございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手取引先や顧客が、分からないことや確認したいことについて、こちらに問い合わせてくれた場面で、「お問い合わせいただきありがとうございます」がとてもよく使われています。
ビジネスシーンでは、相手から投げられたボールは、素早く投げ返すことが大切です。
早急な対応を心掛けたいものです。
「お聞きいただきまして大変恐縮です」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらの悩みや相談を、目上の相手が聞き入れてくれたことに対して、感謝を伝えた言い回しです。
「お聞き」は接頭語を付けた丁寧語。
「いただきまして」は「くれて」の謙譲語表現。
「大変恐縮です」は「恐れ入ります」という意味合いの敬語表現です。
「ご確認いただき感謝申し上げます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
大切な用件や情報について、お互いが理解していてこそ円滑なコミュニケーションに繋がるというものです。
不明瞭な点や不確定な要素は、お互いで確認し合いつつ、適切な行動がとれるよう進めていきたいところです。
「聞いてくれてありがとう」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「聞いてくれてありがとう」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「心が軽くなった」
◆ 使い方やニュアンスの違い
悩みや相談ごとをひとりで抱え込んでいるのは苦しいものです。
相手に打ち明けることが出来ると、心がスッと軽くなり、希望の光が見えてきます。
「聞いてくれてありがとう」と組み合わせて、「聞いてくれてありがとう、心が軽くなったよ」と感謝と敬意を伝えましょう。
「スッキリした」
◆ 使い方やニュアンスの違い
悩みや整理できない考え事がある場合、相手に話を聞いてもらい、アドバイスをいただければ、目の前のモヤモヤが晴れて視界がスッキリと明るくなるものです。
こういった心理状態を言葉に表したのが、「聞いてきれてありがとう、何だかスッキリしたよ」というフレーズになります。
まとめ
「聞いてくれてありがとう」は、こちらの相談事を聞き入れてもらった時、または、相手が確認したい事柄を質問してくれた場面で使う言葉です。
まさに、コミュニケーションと呼べるやり取りが見えてきます。