本記事では、「平素(へいそ)」の言い換え語を解説します。
「平素」とは?どんな言葉
主にビジネスメールなどの挨拶文における冒頭に記される語句として使われる「平素」という言葉は、、「普段から」あるいは「いつもながら」などという意味合いで用いられており、「平素より大変お世話になっております」などという表現で使用されています。
ビジネスでも使える「平素」の言い換えのお勧め
ここでは「平素」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご多分(たぶん)に漏れず」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「多くの場合で見られるように」または「例外(れいがい)ではなく」などという意味合いで使われれており、大多数の人たちが漏れなく付き従っていくなどというニュアンスで使われる言い回しです。
「常日頃(つねひごろ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「いつもの変わらない様子である」さまや「通常の日々」などという意味合いで使われており、習慣的に毎日のように行っているなどというニュアンスで使われる文言になります。
「恒常的(こうじょうてき)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ほとんど変化がなく一定の状態が続いていく」さまや「ある現象や事象などが常に変わらずに定まっている」様子などを表し、「持続的」ないし「定常的(ていじょうてき)」などという語とほぼ同様のニュアンスで用いられる表現です。
「平素」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「平素」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「休みなく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「進行している事柄などが止まらずに継続していく」さまや「動作などがけっして途切れない」様子などを表し、「休まずに」または「休みも取らずに」などという語と似たようなニュアンスで使われる文言になります。
「ずっと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ひとつのことが長い間続いていく」さまや「複数のものの間にはなはだしい開きがある」様子などを表し、「段違(だんちが)いに」または「はるかに」などという語句と同じようなニュアンスで使用されています。
まとめ
「平素」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
