本記事では、「ぼちぼち」の言い換え語を解説します。
「ぼちぼち」とは?どんな言葉
元々はぼつぼつ同様小さなものが集まった様子に関わった擬態語です。
転じて急ぐことなく、徐々に物事が進んでいく様子を示す意味になっています。
「ぼちぼち」の言い換えのお勧め
ここでは「ぼちぼち」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「徐々に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
徐々にとは、ゆっくりを意味する「徐」を重ねている表現で、少しづつの変化や緩やかに進むことを表しています。
「徐々にやっていくから大丈夫」などと用いることができ、ぼちぼちの言い換えとして最適です。
「のろのろ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
のろのろとは、動作などが鈍くてゆっくりな様子の擬態語です。
「とてものろのろとした動きだ」のように使うことができます。
のろのろのほうが動きが緩慢な印象になるでしょう。
「次第に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
次第にとは、状態などが徐々に進行していく様子、順を追って行うことを表す言葉です。
「次第にペースを上げていきます」という用法ができるでしょう。
次第にと言うほうが敬語では用いやすい表現になります。
「ぼちぼち」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「ぼちぼち」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Little by little(リトルバイリトル)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Little by littleとは、少しづつという意味がある英語の表現です。
「Eat little by little without rushing」などと用いることができ、ぼちぼちに近い印象になります。
「時間をかけ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
時間をかけとは、何らかの物事を行う時に普段よりも時間をついやすことを表します。
「あせらず時間をかけてやっている」のように言われるでしょう。
時間をかけのほうが、ぼちぼちよりも明確な印象です。
「段階的」
◆ 使い方やニュアンスの違い
段階的とは、物事が区切られて次第に進んでいくことを意味する言葉です。
「急激なことをせず段階的に」などと用いることができます。
段階的と言うほうが敬語にも適切です。
まとめ
ぼちぼちとは動きがゆっくりなことであり、その言い換え語では徐々に、のろのろなどが適切なのでした。
他にも だんだんなどの擬態語、ちょっとづつなど類語は多彩です。