本記事では、「来客」の言い換え語を解説します。
「来客」とは?どんな言葉
「来客」は「訪ねてくる客」もしくは「訪ねてきた客」のことを指す言葉で、誰かが訪問してきた時に使います。
ビジネスでも使える「来客」の言い換えのお勧め
ここでは「来客」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お客様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「客」は「訪ねてくる人」「招かれた人」という意味があり、「お客様」は訪問してきた人を敬って表現する際に使用される言葉です。
「9時にお客様がお見えになります」のように使うのが一般的です。
「来客」の言い換えとしても用いられます。
「ご来訪者様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「来訪者」は「来客」や「遠方から訪問してきた人」といった意味がある言葉です。
相手に敬意を示す「ご」や「様」を加えて「ご来訪者」とすることで、「訪ねてきた人」をより丁寧に表現することが可能になります。
「ご来訪者様は隣の研修室にお入りください」などのように使います。
「来場者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「来場者」は「会場を訪れた人」を示す言葉で、イベントやコンサートホールなどの催しに来た客という意味で使用されています。
「新商品の告知イベントには多くの来場者にお集まりいただきました」のように使います。
「来客」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「来客」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お客さん」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お客さん」は前述の「お客様」をややカジュアルに言い換えた言葉です。
「明日の午後にお客さんが来る予定だ」などと使われます。
「お客様」に比べると軽い印象があるため、ある程度親しい間柄の人に用いることが適切といえます。
「お客」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お客」は上記で紹介した「お客さん」をさらにカジュアルに言い表した言葉です。
「昨日の夕方に来たお客はマスクを山のように買っていった」のように使われます。
接頭辞の「お」が付いている言葉ですが、ラフな印象を持たれる可能性が高いので、フランクな関係性の相手に使うことが望ましいでしょう。
まとめ
「来客」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
少し言い方を工夫するだけで相手に与える印象が変わりますので、TPOに応じて使い分けることがポイントです。
ぜひ参考にして、語彙力向上に役立ててください。