本記事では、「初夏の候」の言い換え語を解説します。
「初夏の候」とは?どんな言葉
手紙やビジネス文書の頭に用いる、季節の挨拶文です。
初夏は5月の心地よい季節をあらわすので、立夏と呼ばれる5月5日または5月6日あたりから使えます。
6月の5日くらいにある「芒種」まで使えるので、5月いっぱい使える表現だと大まかに覚えておきましょう。
ビジネスでも使える「初夏の候」の言い換えのお勧め
ここでは「初夏の候」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「若葉の候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「新しい葉っぱが芽吹く、いい季節ですね」このようなニュアンスがあります。
おもに5月中旬に使われる時候の挨拶文なので、心得ておきましょう。
「青葉の候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
若葉が芽吹き、あちこちの木々が新緑でいっぱいの季節に使います。
目安としては5月の中旬から下旬に使われることが多いです。
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」と組み合わせて用いてみましょう。
「立夏の候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
立夏と呼ばれる暦の間だけ使える、丁寧な言い方です。
目安としては5月6日辺りから、5月20日くらいまでを指します。
「初夏の候」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「初夏の候」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「新緑がまぶしい季節」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日常使いのやり取りに「初夏の候」を使うと、堅苦しく思えます。
もう少しくだけた言い方をしたいなら、こちらの涼し気なフレーズを。
「新緑がまぶしい季節、いかがお過ごしですか」のように書き始めていきましょう。
「夏の気配を感じる頃」
◆ 使い方やニュアンスの違い
晴天が続いて、気持ちいい気分をあらわしたい時に用います。
真夏を思わせる好天が続いている時に適用してみましょう。
「夏の気配を感じる頃となりました。
こちらもおかげ様で、変わりなく過ごしております」のように引用します。
「何をするにも気持ちのいい今日この頃」
◆ 使い方やニュアンスの違い
天候が良くてピクニックに行ったり、旅行を楽しんだりするのに向いている季節をあらわします。
こちらも5月いっぱい使える表現なので、爽やかな手紙などで用いてみましょう。
まとめ
「初夏の候」について、お知らせしました。
同じようなフレーズも学んで、言葉のやり取りを楽しんでみてください。