本記事では、「無邪気」の言い換え語を解説します。
「無邪気」とは?どんな言葉
人の心や性質のなかに不純なところや邪気がなく、とても素直でかわいいことを示す言葉です。
「無邪気」の言い換えのお勧め
ここでは「無邪気」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「あどけない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
あどけないとは、無邪気でありかわいらしい様子を表す言葉です。
「そのあどけない表情に癒やされた」といった用法ができます。
無邪気に比べると、幼い子供や若い女性に対して使われがちです。
「純真」
◆ 使い方やニュアンスの違い
純真とは、邪念や欲望がなくて純粋な気持ちを持っている様子を表しています。
「とても純真な気持ちの持ち主です」などと使われるでしょう。
純真にはかわいいというニュアンスがありません。
「天真爛漫(てんしんらんまん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
天真爛漫とは、純粋な性格を表している「天真」、光り輝く意味の「爛漫」を合わせ、思い通りに振る舞うことや無邪気に明ることを表す表現です。
「この子は誰よりも天真爛漫だ」のように用いられ、無邪気を強めたニュアンスになります。
「無邪気」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「無邪気」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Innocence(イノセンス)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Innocenceとは、無実や無罪などを表すほか、天真爛漫や無邪気の意味も持っている英単語です。
「どことなくイノセンスな魅力を放っている」とカタカナ語として使われることがあります。
イノセンスと言うと、他の言葉に比べてカジュアルな印象です。
「純情」
◆ 使い方やニュアンスの違い
純情とは、邪な心がなくて素直な心や、一途な人情や愛情を表す言葉です。
「見た目とは裏腹に純情な一面もある」などと言われます。
無邪気よりも純情のほうが、大人に対して用いて違和感がありません。
「無垢(じゅんすいむく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
無垢とは、仏教用語で悩み苦しみなどの煩悩や穢れがない状態を表しています。
「無垢な気持ちを大切にしてください」といった形で表すことができるでしょう。
仏教の修行を経てたどり着く境地ですが、普段の会話の中でも使われています。
まとめ
無邪気の言い換え語を探すと、あどけないや純真など様々な言い方があるのでした。
かわいいとのニュアンスの有無が存在するので、場面や相手を見極めて使いこなしてみてください。