この記事では、「バタバタ」の言い換え語を解説します。
「バタバタ」の意味
「バタバタ」とは?どんな言葉
「バタバタ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「物が風にあおられて何かにぶつかる音」という意味です。
2つ目は「大きな鳥が羽ばたく音」という意味です。
3つ目は「人が動き回る時に手足を動かす時の大きな音」という意味です。
4つ目は「続けざまに落ちたり倒れたりする様子」という意味です。
5つ目は転じて「あわただしく動き回って働く様子」という意味です。
「バタバタ」は「物が激しくぶつかる音の擬音語」で、転じて「あわただしく動き回る様子」という擬態語として使われる様になりました。
ビジネスでは「バタバタしておりまして」などと言い訳として使われることもありますが、親しい関係の人にしか使えません。
ビジネスでも使える「バタバタ」の言い換えのお勧め
ここでは「バタバタ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「多忙(たぼう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「非常に忙しいこと」という意味です。
目上の人や社外の人にはこちらが使われることが多く、尊敬語は「ご多忙」になります。
「多用(たよう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「用事が多いこと」、つまり「非常に忙しいこと」になります。
こちらも目上の人や社外の人に使われ、尊敬語は「ご多用」になります。
「立て込む(たてこむ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「1か所に多くの人が集まって混雑する」から転じて「仕事や用件が一時に多く重なる」という意味です。
「只今受付が立て込んでおりまして」など、言い訳に使われます。
「バタバタ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「バタバタ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「てんてこ舞い(天手古舞)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「慌ただしく立ち回って働くこと」という意味です。
神楽で太鼓の音に合わせて舞う様子が由来の慣用句です。
「大わらわ(おおわらわ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「夢中になってある行動をすること」という意味です。
「わらわ(童)」は子供のこと、昔、子供は髪を結わなかったことから、髪の毛がバラバラになるほど必死で動き回っている様子を、「大きなわらわ」にたとえた言葉です。
「取り込み中(とりこみちゅう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「平時とは異なる様子で慌ただしく動き回ること」という意味です。
相手に対して使う場合は「お取り込み中」になります。
まとめ
今回は「バタバタ」について紹介しました。
「バタバタ」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。