本記事では、「それと」の言い換え語を解説します。
「それと」とは?どんな言葉
「それと」とは、「相手の近くにあるモノを指示して、それに他のモノを付け加えるとき」に使われる接続詞の言葉です。
「それと」という接続詞は「具体的なモノにモノを加える場合」だけではなく、「前に述べた事柄を指し示して、別の事柄を付け加える場合」にも使用することができます。
ビジネスでも使える「それと」の言い換えのお勧め
ここでは「それと」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「また」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」は砕けたニュアンスのある口語(話し言葉)の接続詞です。
ビジネスシーンで使用したいのであれば、「また」という接続詞に言い換えると良いでしょう。
例えば、「また、参加者の一覧についてはこちらの資料をご覧ください」などの文章で使う使い方をすることができます。
「加えて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」とよく似た意味合いを持っているビジネス向けの言葉として、「加えて」も挙げられます。
「前に述べた事柄に付け加える場合」に、「加えて」という接続詞を使うことができます。
例えば、「加えて、こちらのトラブルにも対処してまいりたいと存じます」のような文章で使用されています。
「それから」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ビジネスシーンで使うことができる「それと」と似た意味を持つ類語に、「それから」があります。
「それから」も、「前述した事柄に別の事柄を付け加えるとき」に使うという使い方ができます。
「それから、明日のスケジュールも教えて下さい」といった文章で使われています。
「それと」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「それと」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「あと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それと」という接続詞を、カジュアルな言葉で言い換えると「あと」になります。
「それと、食料品も持っていく必要があります」といった文章は、「あと、食料品も持っていく必要があります」に言い換えてもほとんど同じ意味を表すことができます。
「さらに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「さらに」という接続詞も、「前述した内容とは異なる内容を付け加える場合」に使うという類似の使い方ができます。
「それと、こちらの統計データをご覧ください」という例文は、「さらに、こちらの統計データをご覧ください」という文章に言い換えてもほぼ同じニュアンスになります。
まとめ
「それと」の言い換えには、ビジネスでも使える表現からカジュアルな響きの言い方まで色々なものがあります。
ビジネスでは「また・加えて」、カジュアルでは「あと・さらに」など、場面や相手に合わせて使い分けていきましょう。
