ビジネスの現場においては、関係者と真剣に向き合うことによって何か思っても見ないものが生まれることがあります。
そんな時に重要なのが「衷心より」と言う言葉です。
それでは、この「衷心より」とはどういう意味で、どのような言い換えができるのでしょうか。
本記事では、「衷心より」の言い換え語を解説します。
「衷心より」とは?どんな言葉
「衷心より」とは、「ちゅうしんより」と読み、一般的には心の底からと言うような意味で使われる言葉です。
「衷」と言う文字には「心の中から」と言う意味があるので、それに「心」をつけることで強調表現になっています。
ただ、馴染みがない言葉であるのは間違いありません。
多くの場合は「衷心よりお祝いを申しあげます」のように使われます。
ビジネスでも使える「衷心より」の言い換えのお勧め
ここでは「衷心より」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「こころより」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「衷心」よりもわかりやすくよく使われる言葉なので、間違いがないでしょう。
やはり「こころよりお祝い申し上げます」のように使われます。
「切に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「心から」と言う意味の部分を「切に」と言う切実な言い方に変えたものです。
「誠に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、言い換えの言葉の中では、もっとも一般的でわかりやすい物です。
ビジネスでも問題なく使う事ができます。
「衷心より」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「衷心より」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「心底」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「心底悔やんでいます」のように使われ、意味としては「衷心」とほぼ同じです。
「本音」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「衷心」の「心から」と言う意味の部分を「本音」に置き換えたものです。
若干ネガティブな印象があります。
「腹の底」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「はらのそこ」と読み、やはり「心から」と言う意味で使われる言葉ですが、やはりネガティブな印象は拭えません。
まとめ
この記事では、「衷心より」の言い換えの言葉に関して解説してきました。
今回ご紹介した言葉以外にも、意味がよく分からない言い方やどう使うべきかを疑問に感じるような表現はたくさんあります。
この機会にさらに知識を充実されてより良いコミュニケーションに生かしましょう。