本記事では、「日記」の言い換え語を解説します。
「日記」とは?どんな言葉
日記とは、日々の個人的な出来事を記録した文書のことです。
日常を記録して私的に用いるだけの日記のほか、特定の期間や任務についての日記などがあります。
「日記」の言い換えのお勧め
ここでは「日記」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「日誌」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日誌とは、毎日の出来事を記録する文書を意味している言葉です。
「いつも日誌を付けるのが習慣です」などと使うことができます。
日記と同じように言い回すことができるでしょう。
「備忘録」
◆ 使い方やニュアンスの違い
備忘録とは、日々の物事を忘れないように、用件などを記録しておくためのノートのことです。
「歳をとったので備忘録が欠かせません」というふうに用いられます。
備忘録は日記という意味でも使われるので、言い換えとしても違和感はありません。
「手記」
◆ 使い方やニュアンスの違い
手記とは、自分で書く行動を意味し、過去の体験や感想を書いた文書のことも言い表す言葉です。
「先祖の手記を読んでみました」という用法にできます。
手記には日記のほか、回想録としての意味合いも含まれているでしょう。
「日記」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「日記」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Diary(ダイアリー)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Diaryとは、日記や手帳を言い表す英語の言葉です。
日本語の中でも「私のダイアリーは秘密です」のようにカタカナ語として使われることがあります。
日記のカジュアルな言い換えとしては最適です。
「回想録」
◆ 使い方やニュアンスの違い
回想録とは、過去に経験をした出来事について、後になって構築したものです。
「あの頃の回想録を作っています」といった用法になるでしょう。
日記が毎日のように付けるのに対し、回想録は記憶を頼りに後で作るという違いがあります。
「日報」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日報とは、いつもの業務内容を会社の上司に報告するために付ける文書のことで、従業員について把握し改善などに役立てるためにあります。
「部署の日報を忘れないでください」といった用法ができるでしょう。
個人的日記ではなく社内の日誌や手記といったニュアンスになります。
まとめ
日記の言い換え語では、日誌や手記などが相応しいのでした。
類語の回顧録や日報などは意味合いがかなり違ってくるので、言い換えには注意してください。