本記事では、「伝わる」の言い換え語を解説します。
「伝わる」とは?どんな言葉
音や思いが、ある物やその人に届くことをあらわします。
こちらの思いを相手が受け取ることも「伝わる」といいます。
また受話器を通じて声が相手に届くこと、電極を通して電気が流れることも「伝わる」です。
1つの点から、もう1つの点に何かが受け渡されることを表現しています。
「伝わる」の言い換えのお勧め
ここでは「伝わる」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「受け継がれる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
昔から語り伝えられているもの、伝承をいいます。
「この地域では、江戸時代から受け継がれているお祭りです」のように引用します。
「耳に入る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
風の知らせとして聞くことをいいます。
ある物事や事件についての情報、噂など、風にのって話が伝わることを指します。
「もうお耳に入っているかもしれませんが」のように会話文で使っていきます。
「海を越えて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
長い歴史とともに、海外から日本に輸入されることをいいます。
「カステラは南蛮貿易の時代に、海を越えて日本にはいってきた」のように用いられています。
「伝わる」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「伝わる」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「transmit」
◆ 使い方やニュアンスの違い
伝える、届くという意味の英語です。
「伝わった」というニュアンスになると、過去分詞の「transmitted」になるので注意しておきましょう。
「理解してもらう」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらの真意が相手に届くことをいいます。
何を言いたいのか、はっきり相手が悟ることを指します。
「何度か説明して、ようやく理解してもらった」のように引用していきましょう。
「通る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
電極を伝わって、電気が流れるという言い方をする時があります。
こういうニュアンスがあるのが「通る」です。
「停電があったものの、復旧工事のおかげで全戸に電気が通った」のように用いてみましょう。
まとめ
「伝わる」を解説しました。
微妙なニュアンスの差を学んで、会話の達人を目指していきましょう。