本記事では、「来訪(らいほう)」の言い換え語を解説します。
「来訪」とは?どんな言葉
「来訪」という言葉は、「人がある場所までたずねて来る」さまや「相手が自分のいるところまで出向いてくれる」様子などを表し、ビジネスシーンにおいては、主に自社にお客さんや取引先の担当者などが来た際などに使われる文言です。
ビジネスでも使える「来訪」の言い換えのお勧め
ここでは「来訪」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お越しになる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
主に目上の人や偉い人などがどこかに行ったり、こちら側に来てくれる場合に使われる言葉で、「来ていただく」あるいは「お時間をいただく」などという意味合いで使われており、ある場所に「赴く」ことを敬って表現する際に使用されています。
「訪問する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「人の家や特定の場所などへ出かける」さまや「自分が知っている場所などに足を運ぶ」様子などを表し、「来月、日本の首相が中国を訪問する予定です」などという表現で使われています。
「姿を現す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それまで隠れていたものが見えるようになる」さまや「あるものが突然目の前に出現する」様子などを表し、ある人が他の人々が集まっているところに来るなどというニュアンスで使われる言い回しで、「長らく雲に隠れていた太陽がやっと姿を現す」などという表現で使用されています。
「来訪」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「来訪」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「駆けつける」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「急いで目的地に向かって行く」さまや「ある場所に早々に到着する」様子などを表し、「交通事故で搬送された姉に会うために病院に駆けつける」などという表現で使われています。
「やって来る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「人などがこちらに近づいて来る」さまや「知り合いが自分を尋ねるために現れる」様子などを表し、「今年もジメジメした梅雨がやって来る」などという表現で用いられています。
まとめ
「来訪」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
