「何はともあれ」はどんな意味で言い換えるとどのような言葉になるのでしょうか。
本記事では、「何はともあれ」の言い換え語を解説します。
「何はともあれ」とは?どんな言葉
「何はともあれ」とは、「諸々のことはどうであっても」という意味で使われる言葉です。
それまでのいろいろなことはひとまず置いておいてとりあえず喜ぶ時に使います。
反省やこれからの対応など考えるべきことはいろいろあるもののそういったごちゃごちゃしたことはひとまず考えないようにして良かったことを素直に嬉しがろう、というポジティブな意味合いで使われる前置きのフレーズです。
面倒なことを一時的に棚上げするので場合によっては失礼に当たる可能性もあります。
ビジネスでも使える「何はともあれ」の言い換えのお勧め
ここでは「何はともあれ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「それはさておき」
◆ 使い方やニュアンスの違い
諸事情をひとまず保留して他の事柄を取り上げる時に使う言葉です。
今までの流れで話題の中心であった「それ」を転換させるためにいったん脇に置いておく時の言い方です。
話題をガラリと大きく変える時に使います。
「なんやかんやあったが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「一言で説明するのが面倒なくらいいろいろあったが」という意味で使います。
これまでの面倒ごとに対する苦労を表し、何らかの結果が出た時に苦労に思いを馳せる形で使う表現です。
「あれこれありましたが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
これまであった面倒ごとを表す場合の言い方です。
物事が一筋縄では進まずそれなりに苦労した時に使う言い方です。
「何はともあれ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「何はともあれ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「とにかく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「事情はさておいて」という意味を持ちます。
他の物事とは関係なく事実や主張を導く時に使う言い方です。
あまり筋道が通っていない事柄から強引に結論を出す場合に用いる言い方で、前提と結論の結びつきが弱いのに力ずくで結びつけてまとめる時に使われます。
「ひとまず」
◆ 使い方やニュアンスの違い
他のことは保留して一応の区切りをつける時のフレーズです。
とりあえず目の前の問題を優先する場合に使います。
「どうであれ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「前提や条件にかかわらず」という意味で使います。
主張や結論が揺るぎない場合に用いる表現です。
まとめ
「何はともあれ」はいろいろな表現に言い換えられる言葉です。
文脈や状況にあわせてふさわしい表現に言い換えましょう。
