本記事では、「驚いております」の言い換え語を解説します。
「驚いております」とは?どんな言葉
「驚いております」という言葉は、「思いがけないできごとなどを受けて心がさわぐ」さまや「意外なことや尋常(じんじょう)ではないことなどにより衝撃を受ける」様子などを丁寧に表し、あるいは「あることにはっと気がついた」というニュアンスでも使われる表現です。
ビジネスでも使える「驚いております」の言い換えのお勧め
ここでは「驚いております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「仰天(ぎょうてん)しております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ひどくびっくりしている」さまや「思わず天を見上げてしまう」様子などを表し、「仰天」という語は驚きのあまり天を仰いでしまうというニュアンスで使われる表現で、「協力会社が倒産したことを知って仰天しております」などという表現で使用されています。
「驚嘆(きょうたん)しております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「驚いて感心する」さまや「びっくりして思わず声を上げる」様子などを表し、思いもよらない事柄などに接して腰を抜かすほどびっくりしているというニュアンスで使われる表現になります。
「愕然(がくぜん)としております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「非常に驚いている」さまや「驚きのあまり声を失う」様子などを表し、「愕然」という語は「唖然(あぜん)」や「呆然(ぼうぜん)」などと近しいニュアンスで使われる表現です。
「驚いております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「驚いております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「度肝(どぎも)を抜かれた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「肝(きも)をつぶすほど驚かされた」さまや「ひどくびっくりさせられた」様子などを表し、心や気力などが抜け落ちるほど驚かされるというニュアンスで使われる慣用表現になります。
「耳を疑った」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「聞いた話が信じられない気持ちになる」さまや「聞き違いではないかと思う」様子などを表し、耳にした内容が信じられないというニュアンスで使われる表現で、「耳を疑ったのは、飛行機がビルに突っ込んだというニュースを聞いたからでした」などという表現で用いられています。
まとめ
「驚いております」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。