本記事では、「担当外」の言い換え語を解説します。
「担当外」とは?どんな言葉
職場などで特定の役職には所属していない人や、何らかの任務には関わっていない人を表す言葉です。
ビジネスでも使える「担当外」の言い換えのお勧め
ここでは「担当外」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「所管外」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ある場所で事務に属していたり管轄してる意味の「所管」には、該当しないことを表す言葉です。
「この件に付きましては所管外でございます」などと使われます。
所管外は、ビジネスでの敬語ではよく聞かれる言い方です。
「部外者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
部外者とは、会社などの役職や担当の人ではない人という意味を持っています。
「私は部外者の立場でありまして」といった用法になるでしょう。
部外者の場合も所管外同様に、敬語に含めて言うには適切です。
「担当ではございません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
担当ではございませんとは、ありませんの丁寧語「ございません」を用いて、誰かが物事の担当外であることを示す言葉です。
「私は担当ではございませんので」などと言われます。
ぶっきらぼうに担当外というよりも、丁寧な印象を与えられるでしょう。
「担当外」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「担当外」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「メンバー外」
◆ 使い方やニュアンスの違い
メンバー外とは、英語の一員や構成要員を意味する「メンバー」を用いて、担当から外れているニュアンスのある言葉です。
「彼らはメンバー外なのですが」といった用法になります。
カジュアルな会話にはよく使われている言い方です。
「蚊帳の外」
◆ 使い方やニュアンスの違い
蚊帳の外とは、物事に関与することができない立場であることや、仲間はずれになった状態を表しています。
「私は蚊帳の外で何にもわかりません」などと言われます。
担当外に比べてネガティブな意味合いを持っているので、敬語では使わないほうが宜しいです。
「関与してない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
関与していないとは、物事には携わっていないことを表す言葉です。
「私はその件に関与してないですので」というふうに用いられます。
敬語ではない会話の中では使いやすいでしょう。
まとめ
担当外の言い換え語は思い浮かべにくいですが、色々と存在しています。
ただ「蚊帳の外」のように仲間はずれというネガティブな意味の言葉もあるので、慎重に選び取ることが大切です。