「全員野球」はどんな意味の言葉でどのように言い換えられるのでしょうか。
本記事では、「全員野球」の言い換え語を解説します。
「全員野球」とは?どんな言葉
「全員野球」とは、「全員で心と力を合わせて物事に取り組むこと」を意味する言葉です。
本来はスタメンも控えめも含めチーム全員で野球の試合に臨むことを意味する言葉ですが、昭和時代には野球が圧倒的に人気スポーツだったことから全員で物事に取り組むことを意味する比喩表現として使われていたオフィス用語です。
現在はほとんど使われておらず死語になっています。
ビジネスでも使える「全員野球」の言い換えのお勧め
ここでは「全員野球」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「全員体制」
◆ 使い方やニュアンスの違い
全ての人員が稼働状態にある体制を意味します。
物事に対して全員で取り組む体制を表す言葉で、普段は控えや補助に回っている予備人員まで投入している様子に対する表現です。
「総力戦」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全ての力を注ぎ込んで物事に対処すること」を表します。
後のことを考えて控えたり力を出し惜しみしたりせず1つの物事に持てる力の全てを注ぎ込むさまを意味します。
「総出」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全ての人が出張ること」を指す言葉です。
手の空いている人が1人もおらず全ての人間が出張っているさまを表します。
「全員野球」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「全員野球」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「一致団結」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全ての人が心と力を1つにして強く結ばれること」を意味する言葉です。
メンバーが指示に従い役割として行動するだけではなく、心を通じてチーム全員が1つになり物事に当たるさまを表します。
「チームプレー」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「チームが連携して行動すること」を指す言葉です。
チームのメンバーがそれぞれの判断で勝手に行動する個人プレーに対し、手助けし引き立て合いながら高いパフォーマンスを実現する連帯力を生かした活動に対して使います。
「総がかり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「特定の対象に全員でかかること」を表します。
相手に応じて人的リソースを配分せず全てのリソースをつぎ込んで対処するさまを指す言葉です。
まとめ
「全員野球」はいろいろな表現に言い換えられる言葉です。
文脈や状況にあわせてふさわしい表現に言い換えましょう。