本記事では、「これから夏本番となりますが」の言い換え語を解説します。
「これから夏本番となりますが」とは?どんな言葉
時候の挨拶として使われる言葉です。
時候の挨拶は、手紙の書き出しに添える文章になります。
これから「夏本番」がやってくると言っているので、梅雨明けが近づいている頃や梅雨が明けた後に使用します。
ビジネスでも使える「これから夏本番となりますが」の言い換えのお勧め
ここでは「これから夏本番となりますが」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「梅雨明けの候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「梅雨明けの候」も時候の挨拶で、「梅雨が明ける時期になりましたね」という意味になります。
〇〇の候という表現は漢語調で、時候の挨拶の中でもあらたまった表現になります。
そのためビジネス文書等ではよく使われます。
「小暑の候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「小暑の候」も時候の挨拶で、とてもあらたまった丁寧な表現です。
小暑とは二十四季節のうち、徐々に暑さが本格化してくる季節を指します。
梅雨は既に明け夏を迎えていますが、本格的な暑さにはまだなっていません。
「盛夏のみぎり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
夏全般に使われる時候の挨拶で、本格的な暑さが到来する前ににも使用できます。
ただし、すでに夏に入っているので、梅雨明け後でないと使うことはできません。
「みぎり」は「〇〇の頃」という意味です。
「盛夏の候」ということもあります。
「これから夏本番となりますが」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「これから夏本番となりますが」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね」
◆ 使い方やニュアンスの違い
梅雨が明けた直後に使う言葉で、柔らかい表現になります。
日常会話で使用しても違和感を感じることはありません。
梅雨が明けたというニュアンスが強く出ています。
「空の青さがひときわ眩しい季節となりました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
夏本番を迎える時期だということを「空の青さが眩しい」という言い方で表現しています。
婉曲的な表現で、柔らかい印象があります。
まとめ
「これから夏本番となりますが」の言い換え語には、ビジネスで使える「梅雨明けの候」や「小暑の候」「盛夏のみぎり」といった時候の挨拶があります。
カジュアルな表現だと「夏本番ですね」や「空の青さがひときわ眩しい」等があります。
