本記事では、「ぎりぎり」の言い換え語を解説します。
「ぎりぎり」とは?どんな言葉
※文章
物事が限度に達しており、もはや余裕がない状態を表す言葉です。
力が入っている時や、物がきしっている音を表す場合にも使います。
ビジネスでも使える「ぎりぎり」の言い換えのお勧め
ここでは「ぎりぎり」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「間際」
◆ 使い方やニュアンスの違い
間際とは、物事の寸前や行われようとする時という意味があります。
「締切の間際で完成しました」と、ぎりぎり同様に使います。
間際はぎりぎりの言い換え語の中では丁寧な種類なので、ビジネスの敬語に相応しいでしょう。
「瀬戸際」
◆ 使い方やニュアンスの違い
瀬戸際とは、本来は狭い海峡の境界を意味する言葉ですが、勝敗や成否などの分かれ目を表し、ぎりぎりに近いニュアンスがあります。
「すでにこの件は瀬戸際を迎えました」などと使われ、敬語の中でも活かせる言葉です。
「寸前」
◆ 使い方やニュアンスの違い
寸前とは物事が完了するほんの少し前や、一歩手前を表す、ぎりぎりに近い言葉です。
「制限時間の寸前までやりましょう」などのように使います。
寸前は敬語に使うにも良いとされているので、前向きに使ってみてください。
「ぎりぎり」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ぎりぎり」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「スレスレ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
スレスレとは、限度に近くて余裕がないという、ぎりぎりと同じ意味を持つ言葉です。
「もうみんな限界スレスレです」のように使うことができます。
スレスレはとてもカジュアルな印象があるので、敬語の中で使うことはできません。
「間一髪」
◆ 使い方やニュアンスの違い
間一髪とは、髪の毛1本ぶんしか隙間がないことで、事態が差し迫って危険な状態を表す言葉です。
「間一髪のところで間に合いました」とぎりぎりのように使います。
間一髪は普段に使いやすいですが、敬語としても使うことができるでしょう。
「崖っぷち」
◆ 使い方やニュアンスの違い
崖っぷちとは、まるで崖の縁にいるように、一歩も引けない状況を表す言葉です。
「もはや崖っぷちです」などと使われています。
とても砕けた言葉なので、敬語としては相応しくありません。
まとめ
よく使うぎりぎりですが、必ず言い換えるべきとされる言葉です。
「ぎりぎりで申し訳ありません」と言っても、敬語としてはおかしいので気をつけてください。
ぎりぎりの言い換え語で、ビジネスに使いやすいものを選んでみましょう。