本記事では、「ある程度」の言い換え語を解説します。
「ある程度」とは?どんな言葉
「ある一定の程度・水準」という意味です。
あいまいな表現をしたい時に使います。
「ある程度やったら帰っていいですよ」などと使います。
相手にきちんとしてほしい時に、こういった表現を使うと伝わりにくいので、具体的に言いましょう。
また言われた場合は、質問をして確認しましょう。
ビジネスでも使える「ある程度」の言い換えのお勧め
ここでは「ある程度」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「およそ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「おおかた」「一般的に」という意味です。
「おおよそ」と同じ意味で、今時代は「およそ」が使われることが多いです。
漢字で書くと「凡そ」です。
「若干」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「じゃっかん」と読み、数量を特に決めてはいないけれども、さほど多くないこと指します。
人数であれば、文脈にもよりますが1〜10人程度を表します。
「若干多い」のように使います。
「適度に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
程度がほどよいという意味です。
「適度に運動しましょう」のように使います。
「ある程度」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ある程度」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「だいたい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
漢字で書くと「大体」です。
全体を大づかみに捉えたところという意味です。
「だいたいこのくらい」のように使います。
ビジネスで使うと、いい加減な印象を相手に与える場合がありますので、控えたほうが良いでしょう。
「ざっくりと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
おおざっぱな様子を表します。
「ざっくりと説明します」のように使います。
これも「だいたい」と同じようにビジネスには不向きです。
話し言葉でよく使われますが、くだけた表現なので目上の人や取引先の人には控えましょう。
「それなりに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
不平不満は多少あるが、おおまかには満足している時に使います。
「それなりにうまくやっています」のように使います。
努力をたくさんしてもあえて「それなりに」と謙遜して使う場合がありますが、人によってはあまり努力していないのに使う場合もあります。
上司からするとどちらかわからない場合がありますので、ビジネスで使用する場合は注意しましょう。
まとめ
「ある程度」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
「それなりに」などカジュアルなほうの言葉も敬語に取り込むことができるので、場面によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。