本記事では、「遅くなってすみません」の言い換え語を解説します。
「遅くなってすみません」の意味
「遅くなってすみません」とは?どんな言葉
「遅くなってすみません」は、「約束の時間や、締め切りの日時に間に合わなかった時に謝罪する丁寧な表現」です。
自分がその場に到着するのが遅れた時や、メール・電話などの連絡が遅くなった時、提出物が期日より遅れた時などに使われます。
「すみません」は「済まない」の丁寧語ですがカジュアルな表現で、ビジネスには向きません。
目上の人や社外の人に使う時には、きちんとした敬語に言い換えましょう。
ビジネスでも使える「遅くなってすみません」の言い換えのお勧め
ここでは「遅くなってすみません」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「遅くなりまして大変申し訳ございません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「遅くなって」は「遅くなりまして」が変化した言葉で、元の形にすることでよりかしこまった表現になります。
「申し訳ございません」は「申し訳ない」の丁寧語で「どの様にも弁解できない」という意味の謝罪の言葉です。
「遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お詫び」の「お」は謙譲語の接頭辞、「詫び」は動詞「詫びる」の連用形で「謝罪する」という意味、「申し上げます」は動詞「言う」の謙譲語「申し上げる」の連用形に丁寧語「ます」が付いた語で、「うやうやしく言う」という意味です。
「長らくお待たせして申し訳ございません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「遅くなったこと」を「待たせたこと」に言い換えています。
丁寧な表現ですが、謝罪の意味よりも「お待たせしました、さあどうぞ」という意味が強くなります。
「遅くなってすみません」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「遅くなってすみません」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「遅れてごめん」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ごめん」は「御免」と書き、「御」は尊敬語の接頭辞、「免」は「許す」という意味です。
本来は「許す側の人」を敬う表現でしたが、次第に「相手に許しを求める意味」として使われる様になりました。
「待たせてごめん」
◆ 使い方やニュアンスの違い
待ち合わせに遅れた時に使えるカジュアルな表現です。
「遅刻してすいません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
集会やイベントに遅れた時に使われます。
「すいません」は「すみません」をよりカジュアルにした言葉で、親しい関係のみに使える謝罪の言葉です。
まとめ
今回は「遅くなってすみません」について紹介しました。
「遅くなってすみません」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。
