本記事では、「お目にかかる」の言い換え語を解説します。
「お目にかかる」とは?どんな言葉
「お目にかかる」という言葉は、「会う」という語の謙譲表現として使われており、「お会いする」や「目上の人などと顔を合わせる」様子などを示す表現として使われています。
ビジネスでも使える「お目にかかる」の言い換えのお勧め
ここでは「お目にかかる」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お目見えする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「始めて人の前に姿を現す」さまや「目上の人に面会する」様子などを表し、身分の高い人や目上の人などに会う際に使われる謙譲表現として使われています。
「拝謁(はいえつ)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
自分より身分の高い人や目上の人などに面会することをへりくだって表現する言葉で、「公的に会わせていただく」さまや「つつしんでお目にかかる」様子などを示す文言として用いられています。
「拝顔(はいがん)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「偉い人や身分の高い人などのお顔を拝する」さまや「直接対面していただく」様子などを示す言葉で、人に会うことをへりくだって表現する文言になります。
「面会(めんかい)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他人と直接会って話をする」さまや「自分を訪ねて来た人に会う」様子などを表し、あるいは「病院や刑務所などへ入所している人を見舞うために会って話をする」という意味合いでも使われる表現です。
「お目にかかる」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お目にかかる」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「顔を合わせる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「複数の人同士が直接顔を向き合わせる」さまや「映画や舞台などで複数の役者が共演する」様子などを表し、また一方では「競技大会などで対戦する2チームが組み合う」という意味合いでも用いられる文言になります。
「会ってみる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他人と会う」さまや「会ったことがない人と初めて会う」様子などを示す言葉で、「気になる男性から誘われたので会ってみる」などという表現で使われています。
まとめ
「お目にかかる」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。