本記事では、「掛け合い」の言い換え語を解説します。
「掛け合い」とは?どんな言葉
「掛け合い」とは、2人以上の人がかわるがわる話をしたり演奏をしたりすることを指します。
「その漫才は2人の掛け合いが面白い」という様に使用します。
「掛け合い」の言い換えのお勧め
ここでは「掛け合い」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「やり取り」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「メールでのやり取りを記録に残して証拠とする」という様に使用します。
「掛け合い」は同じ場所にいて口頭での言葉の交わしあいを指しますが、「やり取り」は口頭だけでなく電話やメールでの言葉の交わしあいも含みます。
「言い合い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼はパートナーとお互いの良くなかった点を言い合っていた」という様に使用します。
「掛け合い」は単純に言葉の交わしあいを指しますが、「言い合い」は意見を交わす意味に加えて言い争っているというネガティブなニュアンスがあります。
「掛け合い」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「掛け合い」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「話し合い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「その会議室で話し合いが行われた」という様に使用します。
「掛け合い」は言葉の交わしあいという意味ですが、「話し合い」は主題に沿って意見を出し合うことを意味しています。
「言葉のキャッチボール」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「初対面の人との会話は言葉のキャッチボールを意識するとうまくいく」という様に使用します。
「掛け合い」は単純に言葉の交わしあいという意味ですが、「言葉のキャッチボール」は相手のことを考えて言葉を投げ、相手の言葉が来る場所に移動して受け取るというお互いを思いやった言葉の交わしあいを指します。
「連携」
「彼らの連携はさすがだ」という様に使用します。
「掛け合い」は単純に言葉の交わしあいを意味しますが、「連携」は言葉の交わしあいによって協力して物事を進めることを指しています。
「押し問答」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女たちの押し問答は収集が付かない」という様に使用し、お互いに自分の意見を主張しあっている様子を指します。
「掛け合い」は単純に言葉の交わしあいを意味しますが、「押し問答」には言い争っている・議論が平行線をたどっているというニュアンスがあります。
まとめ
「掛け合い」には多くの似た意味の言葉があります。
「掛け合い」は言葉の交わしあいを意味しますが、そこに加えたいニュアンスに留意するとよりふさわしい言い回しになるでしょう。