本記事では、「義務」の言い換え語を解説します。
「義務」とはどんな言葉か
「義務」は「ぎむ」と読みます。
「義務」は「人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない務め」という意味があります。
その人の立場上、当然しなければならない勤めがある時、「義務」と呼びます。
例えば、会社員は、会社のために働くのが当然と考えられ、「会社員が働くのは義務だ」などという文章にできます。
また、「義務」には「法律によって、人に課せられる拘束」という意味もあります。
例えば、納税は法律によって国民に課せられている行為のため、「納税は義務だ」と表現することができます。
「義務」の言い換えのお勧め
ここでは「義務」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「務め」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「務め」は「つとめ」と読みます。
「務め」は、「当然果たさなければならない事柄」という意味があります。
例えば、子供に教育を受けさせるという行為は、当然果たさなければならないと法律に定められているため、「子供に教育を受けさせるのは、親の務めだ」という文章にできます。
「責務」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「責務」は「せきむ」と読みます。
「責務」は「果たさなければならない務め」という意味があります。
誰かが、当然果たさなければならない務めを背負う時、「責務を負う」などと表現することができます。
「義務」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「義務」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「任務」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「任務」は「にんむ」という意味がある英語です。
「任務」は「責任をもって果たす務め」という意味があります。
例えば、会社員が会社が設定したノルマを果たそうとするとき、「任務を遂行する」などと表現します。
「日課」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「日課」は「にっか」と読みます。
「日課」は「毎日決めてする仕事のこと」という意味があります。
例えば、午前中に会議をするのが決まっているという場合は、「午前中の会議が日課だ」という文章にできます。
まとめ
「義務」という言葉の意味や、言い換えられる言葉についてみてきました。
人がそれぞれの立場に応じて果たすべき役割があるとき、「義務」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。
また「責務」や「任務」などの類語の意味を知ることで、似たような言葉をきちんと使い分けることができるようになりそうです。
