本記事では、「続いております」の言い換え語を解説します。
「続いております」とは?どんな言葉
とある状態がずっと持続していること、あるいはひとつのことを継続している様子を指しています。
「うだるような暑さが続いております」のように、天気のことを持ち出す際にも用いられています。
ビジネスでも使える「続いております」の言い換えのお勧め
ここでは「続いております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「続くようですので」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「続いております」は「厳しい寒さが続いております」のように、断言する時に使える表現です。
一方で「続くようですので」は伝聞の意味をあらわし、断言よりも柔らかい言い方に。
「厳しい寒さが続くようですので、どうぞご自愛ください」とビジネスメールの最後に付け加えやすくなります。
ソフトな文面に整えたい時に使ってみましょう。
「みぎり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ちょうどその頃、その折」という訳があるのが「みぎり」です。
「酷暑のみぎり」や「向暑のみぎり」のように、その季節の挨拶文として使っておきましょう。
「候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「候」も、季節の挨拶をあらわす表現のひとつ。
「盛夏の候」や「初秋の候」そして「紅葉の候」のように挨拶文を書く時に使えます。
「拝啓 初秋の候 ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」のようにビジネス文書の冒頭で使ってみましょう。
「続いております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「続いております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「先の見えない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
猛暑や極寒など厳しい天候が続く時は「先の見えない」という表現も使います。
「先の見えない暑さが続きますが」や「先の見えない寒さが続いていますが」とアレンジして用いてみてください。
「毎日〇〇ですね」
◆ 使い方やニュアンスの違い
気楽な雑談を楽しみたい時に、あまり堅苦しいフレーズを選ぶと、かえって相手と距離ができる場合も。
「毎日暑いですね」や「毎日寒いですね」のように爽やかな言葉に置き換えると、自然に相手との距離を詰められます。
「お気をつけください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
寒暖差が激しい時は、相手を思いやる文言を使う方がやさしく聞こえることも。
「ご自愛ください」では不自然に感じる時は「お気をつけください」や「体を大切にしてくださいね」のように他の言い回しを使ってみましょう。
まとめ
「続いております」について解説しました。
他の言い回しも学んで、言葉の達人を目指してみましょう。