本記事では、「コンディション」の言い換え語を解説します。
「コンディション」とは?どんな言葉
英語の「condition」が語源で、人を含む生き物や機械の調子、場所の状態を表します。
「選手のコンディションを回復させるのが一番重要だ」「今日はグラウンドのコンディションが悪い」のように使用されます。
英語では医療や技術系の分野で主に使用されるフォーマルで固い言葉ですが、日本語ではカジュアルに日常会話で「状態」の意味として使用されています。
「コンディション」の言い換えのお勧め
ここでは「コンディション」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「状態」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「万全の状態で試合に挑む」という様に使用します。
見た目でも分かる「状態」に比べ「コンディション」には内面的な調子も含まれているニュアンスです。
「調子」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼は今日調子が悪そうだ」という様に使用します。
「調子」は人の健康状態や機械の作動具合を指していますが、「コンディション」は調子を含む広い意味での状態を指しています。
「調子」は生き物や機械に対してのみ使用されますが、「コンディション」は場所などにも使用されます。
「具合」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「車のエンジンの具合が悪い」という様に使用します。
「調子」とほぼ同じ意味で「具合」は人の健康状態や機械の作動状況を指していますが、「コンディション」は広い意味での状態を指します。
「コンディション」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「コンディション」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「体調」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼女は体調を整えるためにその日外出せず家で休んだ」という様に使用します。
「体調」は身体のみの調子を指していますが、「コンディション」には身体の他心理的な側面を含む調子を指すニュアンスがあります。
「容体」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「彼の容体は日に日に悪くなる一方だ」という様に使用します。
「容体」は病気に伴う身体の調子を指しており、「コンディション」よりも深刻な状況で使用されます。
「状況」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「かなり過酷な状況だったが勝利した」という様に使用します。
「コンディション」はそのものの状態や調子を指していますが、「状況」はそのものをとりまく状態や環境を指しています。
まとめ
「コンディション」には多くの似た意味の言葉があります。
一見した状態を指すのか、内面的な調子も含むのかなどに注目するとよりふさわしい言い回しになるでしょう。