本記事では、「全て」の言い換え語を解説します。
「全て」とは?どんな言葉
「全て」という言葉は、「何も欠けていない状態」あるいは「そこにあるものは少しも残さない」様子などを表し、「全体」または「全部」などという語とほぼ同様のニュアンスで使われる文言になります。
ビジネスでも使える「全て」の言い換えのお勧め
ここでは「全て」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「軒並み」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「数多くの家が一箇所にまとまって並んでいる」さまを表し、転じて「同じ状態や様相などが続いていく」様子などを示す文言として使用されており、「開いているはずのお店が軒並み閉まっていますね」などという表現で用いられています。
「一律(いちりつ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全部が同じ調子で変化がまったくない」さまや「複数のものが同じ具合や程度などである」様子などを表し、料金や代金などが性別や年齢、あるいは条件などによって変わらない、などというニュアンスで使用されています。
「全て」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「全て」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「根こそぎ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「植物や樹木などの根を残らず抜き取ってしまう」さまを表し、転じて「そこにあるものはみんな」もしくは「余すことなく」などというニュアンスで使われる文言です。
「すっかり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ことごとく」ないし「まったく」などという意味合いの言葉で、「今日が日曜日なのをすっかり忘れてました」などという表現で使われています。
まとめ
「全て」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。