本記事では、「呪い」の言い換え語を解説します。
「呪い」とは?どんな言葉
人や霊が他者や社会に対し、精神的および霊的な手段により、不幸や災厄が及ぶようにする行動を表す言葉です。
「呪い」の言い換えのお勧め
ここでは「呪い」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「呪詛(じゅそ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
呪詛とは、人や霊が他者に災いや不幸を招くようにする行為全般のことです。
「何者かの呪詛の影響を感じる」のように用いることができます。
呪詛の「詛」には悪口や恨むことも含まれるために、呪いよりも幅広い意味になるでしょう。
「呪言(じゅげん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
呪言とは、人が口にするのろいを込めた言葉のことです。
「インターネットには呪言が溢れている」ということができるでしょう。
しかし呪いに比較すると一般的な言葉ではありません。
「詛い(のろい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
詛いとは、呪うことや恨むこと、悪口を言う、誓うなどの意味を持っている言葉です。
呪いの変わりとして「彼は詛いの言葉を口にした」のように用いることができますが、一般的な表現ではないでしょう。
「呪い」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「呪い」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Curse(カース)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Curseとは、呪いや罵るといった意味を持つ英単語です。
「I’ve been cursed」のように使われることがあります。
カタカナ語としてカースが使われることはほとんどありません。
「まじない(呪い)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
まじないとは、神仏の加護や呪術などの神秘的な力によって、幸福を得たり災いを取り除いたり起こしたりする行為のことです。
「このまじないはとてもよく効く」のように言う事ができます。
まじないを呪いと比較すると、善悪両面に関わっている違いは大きいです。
「魔術」
◆ 使い方やニュアンスの違い
魔術とは、魔力を用いて人や社会に善悪の影響を与える不思議な術のことです。
「21世紀でも魔術が信じられている」などと言い表せます。
魔術には白魔術と黒魔術があるため、まじないと似た言葉となるでしょう。
まとめ
呪いの言い換え語を探せば呪詛などが存在していますが、馴染みが薄い言い方が目立ちます。
呪いと書いて「まじない」と読む場合には、意味が全く異なるので気をつけたいところです。