本記事では、「全体」の言い換え語を解説します。
「全体」とはどんな言葉で、どういう場面で使われるのでしょうか。
ここでは「全体」の言い換えとしておすすめの言葉や、類語や類義語、英語での言い方を紹介します。
「全体」とは?どんな言葉
「全体」とは、物事のすべてを一つにまとめたものや、そのように考えることを表す言葉です。
例えば、「この本は全体として面白い」「全体について話し合おう」のように使われます。
「全体」の言い換えのお勧め
ここでは、「全体」の言い換えのお勧めを紹介します。
「総体」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「総体」とは、物事のすべてを一つにまとめたものや、そのように考えることを表す言葉です。
文語的な響きがあります。
例えば、「カントの思想の総体をとらえる」「総体として判断する」のように使われます。
「全般」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全般」とは、物事のすべてにわたって行き渡ることや、そのような様子を表す言葉です。
例えば、「政治全般に関心がある」「運動不足は現代人全般にみられる傾向だ」のように使われます。
「全面」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「全面」とは、物事の表面や側面をすべて含むことや、そのような範囲を表す言葉です。
例えば、「彼は全面的に支持された」「全面戦争に突入する」のように使われます。
「全体」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは、「全体」の類語や類義語のお勧めを紹介します。
「the whole」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「the whole」とは、英語で「物事のすべてを一つにまとめたものや、そのように考えること」を表す言葉です。
例えば、「The whole is greater than the sum of its parts」「He told me the whole story」のように使われます。
「総和」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「総和」とは、物事の個々の部分を足し合わせたものや、そのような結果を表す言葉です。
数学的な意味合いが強いです。
例えば、「この数列の総和は無限大になる」「総和が一定である条件を求める」のように使われます。
「一帯」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「一帯」とは、物事が広がっている範囲や地域を表す言葉です。
例えば、「この一帯は桜の名所だ」「一帯に地震が発生した」のように使われます。
まとめ
この記事では、「全体」の言い換え語について解説しました。
それぞれの言い換え語は、使われる場面や雰囲気が異なります。
また、使い方やニュアンスが異なります。
この記事を参考にして、「全体」の言い換え語を使い分けてみてください。
あなたの文章やコミュニケーションに役立つと思います。
