本記事では、「無事」の言い換え語を解説します。
「無事」とは?どんな言葉
いつもと特に変わった様子が無いことや、危険なことが起こらない状態を表す言葉です。
「無事」の言い換えのお勧め
ここでは「無事」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「安全」
◆ 使い方やニュアンスの違い
安全とは、物事に危な気が無いということや、損害や危害を受けるような心配がない様子を意味する言葉です。
「野良猫は安全なところにいる」のように使われます。
ほとんど同じ意味ですが、安全のほうが安心感に関わる言い方です。
「平穏」
◆ 使い方やニュアンスの違い
平穏とは、何ら変わったことが起こらず、穏やかな状態を表します。
「今日も平穏な1日でした」などと用いられるでしょう。
無事や安全に比較すると、危険に関する意味が抜け落ちた言葉です。
「無難」
◆ 使い方やニュアンスの違い
無難とは、危険や困難な状態が無い様子や、優れてもいないが欠点もない様子を表す言葉です。
「最近は無難に過ごすことができている」のように言う事ができます。
「無事」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「無事」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Safely(セーフティ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Safetyとは、無事や安全のような意味をもっている英単語です。
日本語でも「いつもセーフティな工事を心がけて」のように使われることがあります。
無事よりセーフティと言うほうがカジュアルな印象です。
「大丈夫」
◆ 使い方やニュアンスの違い
大丈夫とは、危ないことがなくて安心のできる様子や、強くてしっかりした状態を表す言葉です。
「失敗するかと思いきや大丈夫でした」などと用いることができます。
無事にはしっかりした意味はないので、大丈夫とは用法が異なる場合があるでしょう。
「順調」
◆ 使い方やニュアンスの違い
順調とは、物事の調子が滞ることなく、予定通りに進んでいくことを表します。
「今のところ工事は順調です」という用法ができるでしょう。
無事に比べて、順調のほうが時間的な進行に関わっているのが違いです。
まとめ
無事には危険がないことや何事も起きないことを意味しており、その言い換え語には安全や無難などが存在しています。
意味合いが違ってくる大丈夫などもあるので、よく検討してみてください。