本記事では、「ぜひとも」の言い換え語を解説します。
「ぜひとも」とは?どんな言葉
漢字では「是非とも」と表記する「ぜひとも」という言葉は、相手に対して強く依頼したり深くお願いする際に使われており、「必ず」または「どうか」などというニュアンスで用いられる言い回しになります。
ビジネスでも使える「ぜひとも」の言い換えのお勧め
ここでは「ぜひとも」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「何卒(なにとぞ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらの思いや気持ちなどを丁寧かつ強調させる意味合いで使われる言葉で、「何とかして」あるいは「絶対に」などというニュアンスで使われる文言で、「何卒よろしくお願い申し上げます」などという表現で使用されています。
「是が非(ぜがひ)でも」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どんなことがあっても」もしくは「無理にでも」などという意味合いで使われており、「善悪(ぜんあく)を問わずに」または「どうしても」などというニュアンスで使われる文言になります。
「確実(かくじつ)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「たしかで間違いがない」さまや「必ずあることを行う」様子などを表し、丁寧かつ慎重にことをはこぶなどというニュアンスで使われる表現で、「準備が不足している場合は確実に失敗するでしょう」などという表現で使用されています。
「ぜひとも」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ぜひとも」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「なにがなんでも」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どんなことが起きようとも」もしくは「何があっても」などという意味合いで使われており、どのような状況になっても絶対に、などというニュアンスで使われる慣用表現になります。
「100%(ひゃくぱーせんと)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他の要素が入る余地がまったくない」さまや「完全に」あるいは「完璧(かんぺき)に」などという意味合いで使われており、「100%確かである」様子を示す際に使われる言い回しです。
まとめ
「ぜひとも」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
