本記事では、「ご指導ください」の言い換え語を解説します。
「ご指導ください」とは?どんな言葉
「ご指導」は、相手から「物事への取り組み方や考え方を教えてもらう」という意味の言葉です。
「ください」は、英語で言うと「please」にあたり、「どうか」や「どうぞ」といった意味合いになります。
ビジネスシーンにおいて、仕事や業務をより良く進ませるために、目上の相手から知識や技術を教えてもらう際に使われています。
ビジネスでも使える「ご指導ください」の言い換えのお勧め
ここでは「ご指導ください」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご指導ご鞭撻のほど」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ご指導ご鞭撻」とは、「相手から指導や教育をしてもらい成長できるよう励ましてもらう」という意味の言葉です。
「ご鞭撻」は、「ごべんたつ」と読み、「ムチを打って励ます」という意味合いから、「強く励ましをもらう」というニュアンスで使われています。
「ご教授ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ご教授」とは、「相手から教えを授かる」という意味の敬語です。
具体的には、その道の専門家からより専門的な知識や技術について教えてもらうことを表し、ビジネスシーンでよく使われています。
例えば、「溶接工具の安全な取り扱いについてご教授ください」などが挙げられます。
「ご教示ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「教え示してもらう」という意味合いを、相手を敬う言い方にしたのが「ご教示」です。
ビジネスシーンでは、相手から意見や判断をもらう際に使われています。
例えば、「来週の会議について、ご都合のよい日時をご教示ください」のように使うことが出来ます。
「ご指導ください」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「教えて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
知らないことや分からないことがある場面で、相手からヒントや答えを教えてもらいたい時に「教えて」と伝えます。
「爪切りどこにしまったか教えて」のように日常会話でもよく使われています。
「知ってる?」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手が物事や情報について詳しいかどうかを尋ねる際に使うのが「知ってる?」です。
「最近この辺りに美味しいラーメン屋ができたらしいけど、知ってる?」のように使われています。
まとめ
「ご指導ください」は、相手から教え導いてもらいたい場面でよく使われています。
ビジネスシーンでは、目上の相手に対して物事の真偽や進め方について助言が欲しい場合などで活用できる言葉です。
相手から正しい方向へ導いてもらうわけですから、敬意と感謝の気持ちを込めて伝えられるよう、敬語や言い回しを工夫できると良いでしょう。