本記事では、「これから」の言い換え語を解説します。
「これから」とは?どんな言葉
今からより後やこれより後などの意味合いを表す言葉です。
代名詞であるこれに格助詞であるからを組み合わせた表現であり、漢字では此れからや是からと表記されますが、平仮名で用いられるケースがほとんどのようです。
「これからもさらに情報技術は発展していくことだろう」のように使われています。
ビジネスでも使える「これから」の言い換えのお勧め
ここでは「これから」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「今後」
◆ 使い方やニュアンスの違い
今から後やこの後という意味合いを表す言葉であり、同じようなニュアンスを含めるこれからとは言い換えが可能です。
「今後ともよろしくお願いいたします」のように使われています。
「以後(いご)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
これより後や今から後という意味合いを表し、同じくこれからとの言い換えに用いることができます。
「以後、再発の防止に最善を尽くす所存です」のように使われています。
「将来」
◆ 使い方やニュアンスの違い
主に未来という意味を表す言葉であり、転じて、今より後やこれから後という意味合いでも使用可能です。
同じような意味合いを含めることから、これからの言い換えとして使うことができます。
「これらの先行投資は将来、利益となって皆さんに恩恵をもたらすでしょう」のように使われています。
「これから」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「これから」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「この先」
◆ 使い方やニュアンスの違い
これから行く先や前方の他、今から後という意味も含めるため、これからとの言い換えに用いることが可能です。
「彼らはこの先どうするつもりなのだろう」のように使われています。
「この後」
◆ 使い方やニュアンスの違い
先ごろや先日の他、この後や今から後のような意味を表す言葉です。
したがって、こちらもこれからとの言い換えに使うことができます。
「このマンガはこの後、予想だにしない展開を迎える」のように使われています。
「行く行くは」
◆ 使い方やニュアンスの違い
やがてや将来、行く先などの意味合いを表すことばであり、同じようなニュアンスを表すこれからとの言い換えに用いることが可能です。
「彼女は多彩なので、行く行くは大物となるだろう」のように使われています。
まとめ
これからと言い換えが可能な言葉はたくさんあります。
それぞれの言葉が持つ意味と性格を理解し、ボキャブラリーを強化するようにしましょう。