なんとなく懐かしくて、それでいて遠いものというニュアンスの言葉はたくさんありますが、その中でも代表的なのが「故郷」でしょう。
それでは、この「故郷」とは、どういう意味で、どのような言い換えができるのでしょうか。
本記事では、「故郷」の言い換え語を解説します。
「故郷」とは?どんな言葉
「故郷」とは、「こきょう」と読み、いうまでもなく生まれた場所、あるいは精神的に人間形成がされる義務教育時代に過ごした場所を表す言葉です。
「故」とは「古くから知っている」、「郷」とは「土地」を表すので、「故郷」とは「昔からよく知っている場所」ということになります。
「故郷」の言い換えのお勧め
ここでは「故郷」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ふるさと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、文部省唱歌としても有名な言葉で、「故郷」を「ふるさと」と読ませることがあるように、ほぼ同じ意味として使われます。
「出生地」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「故郷」の中の、「生まれた場所」という意味の部分を言い換えたものです。
したがって、戸籍上の住所や両親の生まれた場所とは違う場合もあります。
「生誕の地」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「生まれた場所」を意味する言葉ですが、どちらかというと偉人などのような人物に関して使われ、一般の人には使われません。
「故郷」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「故郷」の様々な言い換えの言葉に関して説明します。
「ホームタウン」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「hometown」と記述し「故郷」を英語で表現したものです。
英語においても「故郷」と同じように使用し、生まれた場所である「birth place」とは違うこともあります。
「お国」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は「故郷」の類語であり、「お国はどこ」のように使われます。
意味としては「故郷」と同じなので、どう答えるかは人によって違います。
「郷里」
◆ 使い方やニュアンスの違い
この言葉は、「きょうり」と読む「故郷」の類義語であり、ほぼ同じ意味で使われます。
若干田舎のようなイメージがあります。
まとめ
この記事では、「故郷」の言い換えの言葉に関して解説してきました。
ここまで解説してきた内容をもとにして、今後の様々な場所でのコミュニケーションに生かしていただければ幸いです。