本記事では、「慌てる」の言い換え語を解説します。
「慌てる」とは?どんな言葉
何かの思いがけないような物事があり、日常の落ち着きを失った様子を表しています。
あるいは急いで物事を行うという意味もある言葉です。
「慌てる」の言い換えのお勧め
ここでは「慌てる」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「狼狽える(うろたえる)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
狼狽えるとは、思いがけない出来事のせいで、どうすれば良いか慌てる意味の言葉です。
「そんなに狼狽えなくても大丈夫です」などの用法があり、慌てると同じように使うことができます。
「狼狽(ろうばい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
狼狽とは、うろたえると同様、慌てふためく様子を表す言葉です。
「みんな酷く狼狽した様子で話していました」などと言われるでしょう。
やや硬い表現であり、敬語で慌てるを言い換える際には使われます。
「テンパる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
テンパるとは、慌てて動揺しており心に余裕がない状態を意味しますが、元々は麻雀の「聴牌(テンパイ)」が語源でした。
「若い頃はしばしばテンパっていたので」などと用いられます。
堅苦しくない会話には向いて居る言葉です。
「慌てる」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「慌てる」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Panic(パニック)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Panicとは、慌てることや混乱している状態を表す英単語です。
日本語でも「みんながパニックに陥ってしまいました」といった形で使われ、普段からの会話には取り入れやすいカタカナ語になるでしょう。
「しどろもどろ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
しどろもどろとは、言動が乱れている状態を表す言葉で、慌てるに似ています。
「彼はしどろもどろで何を言ってるのかわかりません」などと使われ、こちらも混乱した意味合いが強くなる表現です。
「焦る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
焦るとは、物事を早く進めようと思いながらも、上手く行かずに落ち着きを失うことを意味する言葉です。
「現場は焦りの気持ちで満ちていました」などと用いられる形です。
慌てるが行動を伴うのに対し、焦るは気持ちの面を表しています。
まとめ
慌てるの言い換え語では、狼狽や焦るなどがありました。
テンパる、しどろもどろ、パニクる、じりじりなど不思議な言い方が多数あるので、慌てるを言い換える時には活用してみてください。
