本記事では、「お互い」の言い換え語を解説します。
「お互い」とは?どんな言葉
相対する関係にある二者を表す「互い」という語の丁寧な表現である「お互い」という言葉は、「自分と相手」あるいは「それぞれ他方に」などと言う意味合いで使われる文言になります。
ビジネスでも使える「お互い」の言い換えのお勧め
ここでは「お互い」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「双方(そうほう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「関係性をもつものの両方」や「あちらとこちら」などを表す言葉で、主に人や団体、組織などを対象に用いられており、?「双方向に渡って」や「両者共に」などという意味合いで使われています。
「両陣営(りょうじんえい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ある共通の物事に対して並び立つ者という意味合いの言葉で、「敵と味方に分かれた両方の陣営」や「対立している二つの陣」などと言う意味合いで用いられる文言になります。
「御社(おんしゃ)と弊社(へいしゃ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手の会社を表す丁寧な表現である「御社」と、自分の会社をへりくだっていう「弊社」を組み合わせて「あなたの会社と私の会社」という意味合いで用いられる表現になります。
使う際には「弊社」よりも「御社」を最初に記す必要のある文言になります。
「お互い」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お互い」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「あっちもこっちも」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「無数にある物事における全て」などを示す表現で、「ここだけでなくあそこでも」や「みんなまとめて」などと言う意味合いで用いられる文言になります。
「どちらも」
◆ 使い方やニュアンスの違い
二つある事柄のうちの一方だけではなく両方とも同じ状態や状況であるさまを表し、「いずれも」や「両方とも」などと言う意味合いで用いられる表現です。
「おのおの」
◆ 使い方やニュアンスの違い
たくさんの人や物などのそれぞれひとつひとつを表す言葉で、「各自」や「ひとりひとり」などという意味合いで用いられる表現になります。
まとめ
「お互い」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつも存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けるのが良いでしょう。
