本記事では、「聞き及(およ)ぶ」の言い換え語を解説します。
「聞き及ぶ」とは?どんな言葉
「聞き及ぶ」という言葉は、「あることを人から聞いてすでに知っている」さまや「人づてにある情報を耳にする」様子などを表し、ある事柄について前々から聞いて把握(はあく)しているなどというニュアンスで使われる表現になります。
ビジネスでも使える「聞き及ぶ」の言い換えのお勧め
ここでは「聞き及ぶ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「伝え聞く」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることについての情報などを他人から聞く」さまや「昔からの言い伝えなどを耳にする」様子などを表し、人から人へ言い伝えられていることなどを聞いた際などに使われる文言です。
「耳に入る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他人の言うことなどを意識せずに知る」さまや「情報や音声などが聞こえてくる」様子などを表し、音や声などが無意識に自然と聞こえてくるなどというニュアンスで使われる慣用表現になります。
「側聞(そくぶん)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある情報などを偶然耳にする」さまや「うわさ話としてあることについての内容などが耳に入ってくる」様子などを表し、「側聞」という語は人づてにうわさ話などを聞くなどというニュアンスで使用されています。
「聞き及ぶ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「聞き及ぶ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「又聞(またぎ)きする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある情報などを他人から間接的に聞く」さまや「人から聞いた話をさらに別の人に伝える」様子などを表し、人から人へ伝わってきた情報や話などを耳にするなどというニュアンスで使われる文言です。
「小耳(こみみ)に挟む」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「意図(いと)せずに何かしらの情報を得る」さまや「無意識にあることを知る」様子などを表し、聞くつもりはなかった他人同士の話などをふと聞いてしまう、などというニュアンスで使われる慣用句になります。
まとめ
「聞き及ぶ」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
