本記事では、「取りやめる」の言い換え語を解説します。
「取りやめる」とは?どんな言葉
「取りやめる」という言葉は、「予定されていた物事を中止にする」さまや「行動しようとしていたことをやめる」様子などを表し、「事情により新商品の販売は取りやめることになりました」などという表現で使用されています。
ビジネスでも使える「取りやめる」の言い換えのお勧め
ここでは「取りやめる」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「白紙に戻す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「それまでの経緯や流れなどをなかったことにする」さまや「何もなかったもとの状態まで立ち戻らせる」様子などを表し、予定や計画などを何も書いていない白い紙の状態に戻すなどというニュアンスで使われる文言になります。
「破綻(はたん)する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「縫い目などがやぶれる」さまや「良好だったお互いの関係などがこわれてしまう」様子などを表し、ある物事が修復できないほどうまく行かないなどというニュアンスで使われる言い回しです。
「幕を閉じる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
元々は「演劇や芝居などが終わる」状態を表し、転じて「物事を終わりにする」さまや「盛り上がっていたことなどが終結する」様子などを示す文言として使用されており、「幕を下ろす」という語とほぼ同様のニュアンスで用いられています。
「取りやめる」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「取りやめる」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ちゃらにする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「差し引きゼロにする」さまや「今まで起きたことがなかったことにする」様子などを表し、「ちゃら」という語は「いい加減なもの」あるいは「すぐにバレる嘘」などというニュアンスで使われる文言です。
「引き下がる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「その場から退(しりぞ)く」さまや「自分の主張を引っ込める」様子などを表し、「そう簡単に引き下がるわけにはいきません」などという表現で使われています。
まとめ
「取りやめる」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
