本記事では、「ご拝読頂きありがとうございます」の言い換え語を解説します。
「ご拝読頂きありがとうございます」とは?どんな言葉
こちらは間違えやすい敬語のひとつです。
もともと「ご拝読」とは、へりくだって読むことを示します。
自分の行為を下げる謙譲語になるので「ご拝読頂き」と相手に使うのは、おかしく感じられます。
他の言い方に整えるなど、注意して用いていきましょう。
ビジネスでも使える「ご拝読頂きありがとうございます」の言い換えのお勧め
ここでは「ご拝読頂きありがとうございます」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご覧いただき、ありがとうございました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手が見ることを、丁寧に言い換えたのが「ご覧」です。
資料やパンフレット、メールなど色々なものに使えるオールマイティな表現といえるでしょう。
「ご清覧いただき、誠にありがとうございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご清覧も見る側を持ち上げる、丁寧な言い方です。
おもに手紙を読んだことに、お礼を伝える表現なので、TPOにあわせて使用してみましょう。
「ご高覧賜り、お礼申し上げます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご高覧も最上級の敬意をあらわす、丁寧な言い方です。
得意先など、目上の方に用いられています。
「ご多忙の折にもかかわらず、ご高覧賜りお礼申し上げます」のように引用していきます。
忙しい合間に目を通してくれた方に、感謝の気持ちを伝えてみましょう。
「ご拝読頂きありがとうございます」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご拝読頂きありがとうございます」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「最後までお読みいただき、ありがとうございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ブログなどで用いられる、お礼の表現です。
長文の文章を最後まで読んでくれたことに「お付き合いありがとうございます」という意味で書き添えます。
「ご確認ありがとうございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
チェックをしてくれた相手に、お礼を伝える言い方です。
幅広く使われている表現なので、こちらも覚えておきましょう。
「お目通しいただき、ありがとうございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お目通しとは短い時間で、さっと目を通すことをいいます。
それほど重要ではない書類、あるいはビジネスメールを確認してもらい、こちらに返信をくれた時に用いてみましょう。
まとめ
「ご拝読頂きありがとうございます」について解説しました。
新しいフレーズを学んで、仕事や日常生活に役立ててみてください。