本記事では、「ご修正をお願いいたします」の言い換え語を解説します。
「ご修正をお願いいたします」の意味
「ご修正をお願いいたします」とは?どんな言葉
「ご修正をお願いいたします」は、「相手の書いた文字や内容に誤りがある場合に、直して欲しいとお願いする丁寧な表現」です。
申し込み用紙などで文字に誤りがあった時や、記載内容を変えて欲しい時などに使われます。
「ご修正」の「ご」は尊敬語の接頭辞、「修正」は「不十分・不適当と思われるところを改め直すこと」という意味、「お願い」の「お」は謙譲語の接頭辞、「いたします」は動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形に、丁寧語「ます」が付いた語です。
敬語表現ですので目上の人にも使えますが、より丁寧な言い換えも覚えておきましょう。
ビジネスでも使える「ご修正をお願いいたします」の言い換えのお勧め
ここでは「ご修正をお願いいたします」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご修正お願いいたします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お・ご〜お願いいたします」で、敬語表現になりますので、「ご修正を」とする必要はありません。
「ご修正のほどよろしくお願いいたします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ほど」は言葉を遠回しにする意味、「よろしく」と共に使うことで、相手に修正を命じる意味をやわらげる効果があります。
「ご修正いただきたくお願い申し上げます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「修正してもらいたいと思ってお願いする」という意味です。
「いただきたく」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形に、希望の助動詞「たい」の連用形が付いた語、「お・ご〜申し上げます」で、動作の対象をうやまう意味になります。
「ご修正をお願いいたします」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご修正をお願いいたします」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「直しといて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「直す」は「適切なものに改める」という意味、「といて」は「ておいて」の音変化で、「て」は接続詞、「おいて」は動詞「置く」の連用形に、接続詞「て」が付いた「おきて」が変化した語で、「今後の用意のために、あらかじめ〜して」という意味です。
「訂正しといて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「訂正」は「特に言葉や文章・文字の誤りを正しくすること」という意味、「修正」よりも明確に間違っているニュアンスが強くなります。
「修正よろしく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「よろしくお願いします」が省略された語で、「よろしく」は「相手に好意を持って、頼みごとをする時に添える語」です。
まとめ
今回は「ご修正をお願いいたします」について紹介しました。
「ご修正をお願いいたします」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。