本記事では、「向かう」の言い換え語を解説します。
「向かう」とは?どんな言葉
「向かう」という言葉は、「ある方向を目指して動いていく」さまや「ある状態に近づいていく」様子などを表し、目的地や目標とするところまで動いて移動しようとするというニュアンスで用いられる表現になります。
ビジネスでも使える「向かう」の言い換えのお勧め
ここでは「向かう」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「目標とする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あるものを目じるしとしてそこまで移動する」さまや「ある地点や時点などを目的とした行動を進める」様子などを表し、将来的に到達すべき程度や基準などとして心に決めるというニュアンスで用いられる表現です。
「焦点(しょうてん)を定める」
◆ 使い方やニュアンスの違い
元々は「レンズやガラスなどを通った光や日光などが一点に集中する」状態を示す言葉として使われており、転じて「物体の像がはっきりする」さまや「特定の事柄を取り扱う」様子などを表し、「優勝することのみに焦点を定めるべきでしょう」などという表現で使用されています。
「見据(みす)える」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あるものをじっと見る」状態を表し、転じて「本質を見抜く」さまや「ものごとの真相をとらえようと見定める」様子などを表し、対象物を威圧(いあつ)するように鋭く見続けるというニュアンスで使われる表現です。
「向かう」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「向かう」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「足を運ぶ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある場所までわざわざ訪ねて行く」さまや「時間や手間などをかけてあるところまで出向く」様子などを表し、「普通であれば行かなくてもいい場所に行く」というニュアンスで使用される慣用句になります。
「対する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「二つのものが向い合う」さまや「ある対象に向かっていく」様子などを表し、あるいは「人に接する」というニュアンスでも用いられる表現で、「外国人や性的マイノリティに対する偏見はやめましょう」などという文脈で使用されています。
まとめ
「向かう」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。