本記事では、「9月に入っても」の言い換え語を解説します。
「9月に入っても」とは?どんな言葉
手紙やハガキ、メールなどのあいさつ文として使われることが多い言葉です。
「9月に入っても厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」のように使います。
アレンジがきくため、相手や状況を選びませんので、使いやすいです。
ビジネスでも使える「9月に入っても」の言い換えのお勧め
ここでは「9月に入っても」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「早秋の候」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「そうしゅうのこう」と読みます。
意味は「カレンダー上では秋の初めを迎えましたが」です。
「候」は物事の状態やきざしという意味の他に時節、時季という意味があります。
「早秋の候、お変わりなくお過ごしでしょうか」などと使います。
「さわやかな季節を迎え」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「さわやか」は漢字で書くと「爽やか」で、晴れ渡った気配を表現する秋の季語です。
残暑の蒸し暑さではなく、少しずつ涼しい風が通るようになった秋を表しています。
「いつまでも暑さが去りやらぬ毎日ですが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「やらぬ」とは文語的な表現で、その動作が終わっていないことを表しています。
いつまでも暑さが去らない毎日ですがという意味です。
「9月に入っても」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「9月に入っても」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「朝夕はずいぶんと涼しくなりました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お昼はまだ暑さを感じるけれども、朝と夕方は薄い上着がないと少し寒く感じるようになった頃に使います。
「日中はまだ日差しがきついですが」
◆ 使い方やニュアンスの違い
朝と夕方は気温が低くなってきたけれども、お昼はまだ暑さを感じる頃に使います。
「スーパーには秋の味覚が並び始めました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「スーパー」という単語を使用するため、カジュアルな表現になっています。
目上の人に使う場合は「スーパーには」を「お店には」に置き換えるとよろしいでしょう。
まとめ
「9月に入っても」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
カジュアルなほうの言葉も敬語に取り込むことができるので、場面によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。