本記事では、「言葉では言い表せない」の言い換え語を解説します。
「言葉では言い表せない」とは?どんな言葉
ある物事について、自分の思考では上手に言い表することができない状態を意味している言葉です。
ビジネスでも使える「言葉では言い表せない」の言い換えのお勧め
ここでは「言葉では言い表せない」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「筆舌に尽くしがたい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
筆舌に尽くしがたいとは、文章や言葉を意味する「筆舌」、ある限りを出す意味の「尽くす」を用いて、自分の能力では理解しえないことを意味する言葉です。
「筆舌に尽くしがたい出来事でありまして」などと用いられます。
敬語に含めて違和感がないでしょう。
「千言万語を費やしても表現し得ない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
千言万語を費やしても表現し得ないとは、言葉をどんなに駆使しても言い表せないことを意味する表現です。
「これは千言万語を費やしても表現し得ることは不可能であります」といった用例になります。
やや大袈裟に物事を言う時に使えるでしょう。
「形容しがたい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
形容しがたいとは、何かに例えることはできないような物事の状態を表しています。
「この状況は形容しがたいと言わざるを得ません」などと用いられています。
敬語に取り入れても問題がありません。
「言葉では言い表せない」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「言葉では言い表せない」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「何とも言えない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
何とも言えないとは、何らかの物事について、言葉では表すことができないという意味です。
「原因は何とも言えません」といった用法になります。
簡易的な表現なので、カジュアルに使うのに向いているでしょう。
「言い知れない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
言い知れないとは、ある物事についての表現する言葉を失っている状態を意味しています。
「常識では言い知れない出来事が起きている」などと使われるでしょう。
この形だと敬語ではない日常の会話向きです。
「言語道断」
◆ 使い方やニュアンスの違い
言語道断とは元は仏教用語で、仏教の境地とは言葉で言い表せない場所であることから生まれた四字熟語です。
ある物事が言葉に言い表せないという意味ですが、酷いというニュアンスが強くなります。
「言語道断で許せません」などと使われる形です。
敬語でも使うことができるでしょう。
まとめ
言葉では言い表せないの言い換え語は、意外と色んなものが存在しているのでした。
ただし使うことで大袈裟な表現になったりするので、よく考えて選び取る必要がありそうです。