本記事では、「打ち合わせ」の言い換え語を解説します。
「打ち合わせ」とは?どんな言葉
「打ち合わせ」とは、複数の人が集まって事前に相談をすることを意味します。
「打ち合わせ」の語源は、雅楽の演奏に関係しています。
合奏を行う前に、太鼓などの打楽器だけで事前に音合わせをすることを「打ち合わせ」と呼んでいたのが由来とされています。
その後、物事を円滑に進めるために前もってみんなで話し合い、決め事をすることを指すようになりました。
ビジネスシーンでは、「来週の現地調査の段取りについて打ち合わせしておこう」などと使います。
ビジネスでも使える「打ち合わせ」の言い換えのお勧め
ここでは「打ち合わせ」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ミーティング」
◆ 使い方やニュアンスの違い
複数の人が集まって話し合うことを「ミーティング」と呼んでいます。
英語の「meeting」から来ているようです。
使い方としてよくあるのが、社内的な事前打ち合わせを指す「社内ミーティング」です。
「会議」
◆ 使い方やニュアンスの違い
大切な決定事項や方針などについて話し合って決めることを意味します。
アイデア出しや意見のすれ違いで、議案が着地しない事態はなるべく避けるほうが良いとされています。
「協議」
◆ 使い方やニュアンスの違い
意見や立場の違いによる議案の着地点を調整したり、合意を得たりすることを「協議」と呼びます。
ですから、「交渉」や「協力」といったニュアンスも含みます。
「協議を重ねた結果、次のような結論に達しました」などと使われます。
「打ち合わせ」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「打ち合わせ」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「話し合い」
◆ 使い方やニュアンスの違い
問題やトラブルがあった際に、「当人同士で話し合ってください」という使われ方をよく耳にします。
「打ち合わせ」に比べると、事後の行動として「話し合う」ケースが多いでしょう。
「相談」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日常会話でもよく使われるのが「相談」です。
困りごとや悩み事に対して、どのように向き合えば良いか話を聞いてもらい、解決への糸口を見つけていく流れになります。
「ちょっと相談があるんだけど聞いてもらえる?」といった会話で使われています。
まとめ
「打ち合わせ」は、複数人で事前に決め事をすることを指します。
しかし、ビジネスでは「打ち合わせ」どおりに物事が進むとは限りません。
突発的なトラブルやミスが出た際に、どのような対応をすべきか事前に準備するよう心がけると良いでしょう。