本記事では、「乱文失礼しました」の言い換え語を解説します。
「乱文失礼しました」とは?どんな言葉
手紙やメールなどの文章の最後に使われる言葉で、乱れて整っていない文章、読みにくい文章を書いてしまい失礼しましたという意味です。
ビジネスではよく使われ、立場を問わず使えます。
ビジネスでも使える「乱文失礼しました」の言い換えのお勧め
ここでは「乱文失礼しました」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「乱筆乱文失礼しました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「らんぴつらんぶん」と読みます。
自身の文字や文章が乱れているさまをへりくだって表現する言葉です。
稚拙な文章で失礼しましたという意味です。
「乱文乱筆」とは使わないので注意してください。
言葉に「乱筆」が入っているため、基本は印字した文字やメールには使わず、手書きの手紙で使います。
「乱筆」とは汚い文字という意味です。
最近はメールでも使われることが多くなっております。
しかし、目上の人や取引先に使うのはまだ控えたほうがよろしいでしょう。
「乱筆乱文な点は、ご容赦ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
字が乱れていたり、文章が分かりにくいことを許してくださいという意味です。
「ください」を「くださいませ」「くださいますようお願い申し上げます」など語尾をアレンジできます。
「乱筆乱文お許しください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
本当に読みにくい文字やまとまりのない文章だというわけではなく、あくまでも自身を謙遜している時に使います。
「乱文失礼しました」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「乱文失礼しました」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「読みにくくて申し訳ありません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
分かりやすいフレーズですが、くだけた表現のため、目上の人や取引先に使うのは控えましょう。
「まとまりのない文章となってしまったこと申し訳ございません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
意味が分かりやすい表現ですが、簡潔な文章には不向きです。
「最後まで読んでいただきありがとうございました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
汚い字や読みにくい文章を詫びるのではなく、最後まで読んでくれたことに感謝する言葉です。
自身を謙遜する表現に好印象を持たない場合が相手によってはあります。
そのような場合に、詫びるのではなく感謝を伝えましょう。
まとめ
「乱文失礼しました」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
カジュアルなほうの言葉も敬語に取り込むことができるので、場面によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。