本記事では、「ご予定ください」の言い換え語を解説します。
「ご予定ください」とは?どんな言葉
今後に行われる行事や個人の行動などについて、事前に決定することをお願いする時のうやうやしい表現です。
事や行動などについてあらかじめ決めておくこと
2. ビジネスでも使える「ご予定ください」の言い換えのお勧め
ここでは「ご予定ください」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご予定いただければと存じます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご予定ただければと存じますとは、もらうことの謙譲語である「いただく」と、思っているの謙譲語「存じます」を用いて、ご予定くださいを改まって言う言葉です。
「年末の行動についてご予定いただければと存じます」などと用いられます。
目上に対しても違和感ない敬語です。
「ご予定いただければ幸いです」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご予定いただければ幸いですとは、ありがたいの意味をもつ「幸いです」を使うことで、予定してもらうとありがたいという意味になる丁寧な言葉です。
「できるだけお早めにご予定いただければ幸いです」といった形になります。
この言い方も敬語としては良く使われるでしょう。
「ご日程をお決めください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご日程をお決めくださいとは、その日の予定を意味する「ご日程」を用いて、ご予定くださいと同じ意味になる改まった言い方です。
「ご都合の良いご日程をお決めください」といった用法になります。
目上に対しても失礼がない言い方です。
「ご予定ください」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご予定ください」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「スケジュールを決めてください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
スケジュールを決めてくださいとは、日程を意味する英語の「スケジュール」を用いて、ご予定くださいと同じ用法が出来る言い方です。
「来月のスケジュールを決めてください」などと使われます。
カタカナ語を含むのでカジュアルな印象になるでしょう。
「日取りをお願いします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日取りをお願いしますとは、何かの事を行う日を選び決める意味の「日取り」を使い、予定を進めて欲しいという意味になる言葉です。
「引っ越し前後の日取りをお願いします」といった形になります。
ご予定くださいより、はるかに気安い言い方です。
「日程調整してください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
日程調整してくださいとは、今後の予定について合わせることをお願いする時の言葉です。
「そろそろ来月の日程調整してください」といった使い方になります。
仕事の中でもかしこまらない言い方をするなら選んでみてください。
まとめ
ご予定くださいについては、改まった種類も含めて別の言い方も存在していました。
ご予定くださいと言うと「予定をくれ」と勘違いする人もいると言うので、適切に言い換え語は覚えておきたいところです。