本記事では、「ok」の言い換え語を解説します。
「ok」とは?どんな言葉
正しいことに加え、賛成や同意、好調といった意味がある言葉です。
返答する時にも使われます。
19世紀の造語で、本来は「all correct(全て正しい)」を表す言葉でした。
ビジネスでも使える「ok」の言い換えのお勧め
ここでは「ok」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「承知しました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
承知しましたとは、同意する時などに使われる言葉で、okと似たニュアンスがありますが完全に同じではありません。
「本件については承知しました」などと使われます。
敬語として相応しいですが、目上に対しては「承知いたしました」とより畏まった形になるのも通常です。
「差し支えございません」
◆ 使い方やニュアンスの違い
差し支えございませんとは、都合が悪いことを表す「差し支え」を否定する形で、ok、大丈夫という意味を持つ言葉です。
「ご指摘の案件については差し支えございません」などと使われます。
敬語の中では違和感なく使えるでしょう。
「宜しい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
宜しいとは、適当であることや、能力が優れていることを表します。
okとは違っていますが、似た形でも使える言葉です。
「今の傾向は宜しいと感じられます」などと使用されます。
ビジネスでも使われがちな敬語です。
「ok」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ok」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「大丈夫」
◆ 使い方やニュアンスの違い
大丈夫とは、とても丈夫で安心できるという意味があり、okのように正しいことや好調のニュアンスもある言葉です。
「現在のところは大丈夫です」のように使われています。
大丈夫は敬語向きではないと言われていますので、カジュアルな形で使っていくと良いです。
「okです」
◆ 使い方やニュアンスの違い
okですとは英語のokに「です」を付けた言葉で、正しいことや賛成などを表します。
「万事okです」などと使われ、とてもカジュアルな印象がありますが、敬語として相応しいものにはなりません。
「了解」
◆ 使い方やニュアンスの違い
了解とは、理解したうえで承認する意味がある言葉で、okと同じように使えます。
相手の文言のあとに「了解しました、了解です」などと返答する形です。
しかし了解とは上から目線の言葉になるとされているので、目上の人に対する敬語として不向きになります。
まとめ
okは幅広い意味合いを持っているので、言い換え語を選ぶのは若干難しいところがあります。
特に敬語で使う場合には、意味を考えてokにぴったりな言葉を選んでみましょう。