本記事では、「お三方」の言い換え語を解説します。
「お三方」とは?どんな言葉
「おさんかた」と読み、「3人」の敬語表現です。
「方」は接尾語として、人を数えるのに使われています。
「お」を漢字にして「御三方」と書いて使われることもあります。
「お三方に来ていただいています」のように使います。
1人の場合は「お一方(おひとかた)」、2人の場合は「お二方(おふたかた)」といいます。
4人以上になると、「4名様」「5名様」と表します。
ビジネスでも使える「お三方」の言い換えのお勧め
ここでは「お三方」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「3名様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お客様3名1組を表現するときに「3名様」を使います。
飲食店やホテルなどの接客で、ごく一般的な敬語表現として使われています。
「3名様、ご来店です」などと使います。
「皆様方」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「みなさまがた」と読みます。
その場にいるすべての人を表す時に使う敬語表現です。
「皆様」よりも丁寧な言葉で、目上の人や取引先に使えます。
「皆様方のご指導とご鞭撻をくださいますよう、よろしくお願いいたします」などのように使います。
「3名」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「3人」と「3名」の違いは、人数を数える時に個人を特的できない場合は「人」、特定できる場合は「名」を使います。
「3名の方に答えていただきました」のように使います。
「お三方」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お三方」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「3人」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「3人」は個人が特定できない場合の人数を数える時に使います。
敬語表現ではないので、名上の人や取引先に使用するのは避けましょう。
「みんな」
◆ 使い方やニュアンスの違い
カジュアルな表現ですので目下の人や同僚に使いましょう。
「みんなに相談しましょう」などのように使います。
「一同」
◆ 使い方やニュアンスの違い
一緒に、同時に、全員という意味です。
「弊社一同よりお礼を申し上げます」などのように使います。
まとめ
「お三方」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
「一同」などカジュアルなほうの言葉も敬語に取り込むことができるので、場面によって検討し、使い分けるのが良いでしょう。